付帯部とは屋根や外壁以外の細かな部材の総称です。
雨樋や破風板、ひさし、水切りなど細やかな部分をまとめて付帯部と呼んでいます。
付帯部はみな同じ塗料を使い、カラーリングを合わせて塗り替えることが多くなっています。
細かな部材の色が揃っていると、家屋の印象が引き締まります。
同じ塗料で塗るため、工事ではまとめて付帯部と呼んでいます。
外壁とコンクリートの基礎の間にある水切りの塗装を行います。
まず、表面を研磨用たわしやサンドペーパーでケレン処理します。
古い塗膜やサビなどを削り落として塗り替えたときに、ヒビや剥離を予防します。
続いて防サビ塗料を塗っていきます。
細長い部材のため、ハケを使用してはみ出しなく塗装を行っていきます。
金属部材には特別に下塗りを行います。
理由は金属は酸素に触れると、サビを発生させ腐食という劣化を引き起こすからです。
サビは金属をボロボロにもろくさせてしまいます。
そのため、部材下地を保護するために、エポキシ樹脂の防サビ塗料を塗っていくのです。
水切りの防サビ塗装が完了しました。
水切りはその名の通り、外壁を伝う雨水が基礎内部に侵入するのを防ぐための部材です。
水分も金属にとっては腐食の原因となるものになるので、しっかり塗り残しなく塗ってサビを予防します。
続いて中塗りを行いました。
軒樋や破風板同様『マックスシールド』という高耐候性のある塗料を使用して塗り替えます。
上塗りの様子です。
ハケを使用して塗装を行っていきました。
続いて、勝手口などの上についている霧よけ庇の塗り替えを行います。
水切り同様まずはケレン処理で目荒らししていきます。
こちらも金属製のため、防サビ塗料で下塗りします。
防サビ塗装が完了しました！
このあと乾燥させて、マックスシールドで上塗りを行っていきます。
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