漏水箇所



岡山市中区のアパート塗り替え調査に行きました。ここも雨漏りが酷い状態でした。近年雨漏りのしている戸建やアパートが多いのには驚かされます。これも地震と豪雨のせいでしょうか?それとも業者の施工ミス?理由はさておき、現場に到着するやいなや、目に飛び込んで来たのは1階天井の雨漏り。6箇所から雨漏りしています。これは早急に処理しないと、天井のジプトーンが腐食すると同時に、内部の鉄骨も腐食が進行していきます。
雨漏りの原因を調査してみた



二階の開放廊下に上がり、一面を見渡してみました。まずはスケールで一階の雨漏り部位と開放廊下井の位置関係を図ります。まず第一の原因箇所を発見。土間にコンクリートを流しその間に目地を作るのですが、その部分に亀裂が入っています。通常kの部分にはコーキングをして割れを防止しますが、新築当初からコーキングは未施工となっています。
※誘発目地とは
誘乾燥収縮によって発生するコンクリートの亀裂を事前に想定した位置に発生させるための目地(断面欠損部分)のことで、ひび割れ誘発目地とも呼びます。生コンの打設により躯体にひび割れ(一箇所/分散)が発生するため、指定箇所に発生させることで処理を容易に、かつ高品質な施工を目指すものである。こうしてわざわざ誘発目地を作っている所までは良かったものの、最後にコーキングを打っていれば今回の雨漏りは未然に防ぐ事が出来たと思います。
次に見つけた雨水の侵入部位は、ドレン廻り。ドレンの真下付近に雨漏りしています。この雨漏りの原因はドレンの取り付け状態が悪いと判断出来ます。
この2つの雨漏りの原因を回避するには、開放廊下全体を防水する必要があります。ちょっとした施工ミスで、新築から15年で防水工事が必要となる・・・・。新築当初であれば数万円で出来た事が、先々では数十万の修繕費が必要になります。信頼出来る業者に依頼しておけば、このような事にはならなかったと思います。
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2018年10月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。