タイルが浮いている?そんなことあるのかと思われた方もいると思いますが
乾式タイルの場合、下地に乾式タイル専用のサイディングを張ります。
サイディングも古くなると暴れたりするので、それにつられてタイルが浮いたように見えることがあります。
特に下地のサイディングのつなぎ目が暴れやすく、写真ではわかりづらいのですが
左の写真で言うとシャッターボックス、向かって右上が縦に浮いているのがわかると思います。
右の写真の場合は細長い窓の左側に浮いている部分がありました。
工事担当のタイル業者さんにも現地調査してもらったところ、
このような不具合が建物が古くなるとよくあることらしいです。
施工不良ではないのですが、ひと昔の工法ではサイディングを止める釘が短いことが多く
サイディングが暴れやすいです。
修繕方法としては、やはり部分的にタイルを剥がして下地を打ち直して平らにしてもう一度タイルを張るしかないです。
タイルも長持ちしていい建材なのですが、20面前のタイルなどはメーカーが生産を終了している
場合が多く
メーカーの方でタイル在庫があるかないか確認しなければなりません。
今回タイルが浮いているのは2箇所でした。張り替えに必要なタイルの枚数を数え
後日、メーカーに問い合わせてみてお見積もりしたいと思います。