足場の資材には非常に多くの種類がありますが、必要なものを必要な数量だけ揃えて、当日搬入します。
これは、現場調査をもとに作成する足場計画により、正確に算出することが可能となります。
足場計画は、建物の形状や敷地の広さ、設置物など、現場ごとに異なる状況に合わせて、作成しなくてはなりません。
それだけ、現場調査を高い精度で行うことが重要な意味を持つのです。
足場を1層目から上へと組み上がっていきます。
一般的に、足場は、必要な足場資材とハンマーがあれば、人力だけで組むことが可能です。
ただし、ハンマーで叩き入れるときの金属音がするので、近隣に挨拶をしておくなど、十分に配慮しながら行うことが重要になります。
もちろんですが、弊社が行う工事は近隣配慮も忘れません。
周囲に、洗浄水や塗料の飛散を防止するネットを張ったら、足場の完了です。
屋根は、金属屋根です。
現場調査では、下屋の劣化状況を確認していましたが、足場の設置が完了したので、大屋根についても詳しくチェックできるようになります。
大屋根も、下屋と同様、全体に色あせが見られるなど、劣化が進行している様子が伺えます。
金属屋根は、スレート屋根と比べて高い耐久性が期待できますが、常に紫外線や雨などの影響を受け続けているので、表面塗装の劣化は避けられません。
劣化を放置すると、塗膜が剥がれてサビが生じたり、さらに悪化すると穴が開いたりすることもあるので、定期的に塗装を行うなどのメンテナンスが必要です。
外壁洗浄が完了したら、しっかりと乾燥させるための時間を設けます。
その後は、現場調査で判明した外壁コーキングの著しい劣化について、その打ち替え工事を行っていきます。
なお、外壁のコーキング打ち替え工事については、次回のブログで詳しくお伝えしたいと思いますので、ぜひご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年06月13日時点での費用となります。
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