
現場調査を行った際には、建物や敷地の大きさ、外部の設置物などを把握し、そこから足場計画を作成します。
その計画をもとに拾い出した資材を設置日に搬入し、そして計画通りに組み立てを行っていきます。
要するに、事前の準備が最も重要であり、段取りを問題なく行うことが仕事の成功につながるわけです。

足場の設置が完了すれば、作業員の安全を確保し、さらには施工品質の向上を図れるようになります。

外壁塗装が完成した後に十分な性能を発揮させるための工程が外壁洗浄です。
この工程により、長い年月をかけてこびり付いてきた汚れやカビ、コケ、その他古い塗膜などをきれいに洗い落す作業になります。
外壁洗浄が完了すると、この後に行う塗装が下地面に強く密着できるようになります。
現場調査の際、モルタル外壁には比較的規模の大きなひび割れが発生していました。
そもそもモルタルは、ひび割れが発生しやすい素材です。
また、ひび割れでも0.3mm以下の規模の、いわゆる「ヘアークラック」と呼ばれるものであれば、大きな問題はないとされています。
ところが、それを超えるような規模の大きなひび割れは、雨漏りなどのリスクにつながりやすいので、適切な補修を行わなくてはなりません。
今回は、コーキングの充填による補修を行っています。
さらにこの上から塗装を行うことで、耐久性のアップが期待できます。

この後は、いよいよ塗装工程へと入っていきます。
塗装工程では、本宅の金属サイディング仕上げと離れのモルタル仕上げの外壁に対し、それぞれ異なる塗料を用いて行っています。
この施工の様子も、次回以降のブログで詳しくご紹介いたしますので、ぜひチェックしてください。
記事内に記載されている金額は2023年07月19日時点での費用となります。
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