モルタル外壁の状況確認
住宅の外壁はモルタルに吹付塗装を施した仕上げとなっています。
外壁塗装には、経年にともなう色あせが進んでいる様子が確認できます。
そもそもモルタルは、セメントと砂、水を混ぜ合わせてつくったものをいい、非常にひび割れが発生しやすいという特徴があります。
モルタルにひび割れが発生しやすいのは、地震の揺れや気温差による動きなどに追従することが難しいためです。
また、表面塗装が劣化すると、防水機能の衰えから、水分を吸収して膨張したり、乾燥して収縮したりといった現象を繰り返すようになるので、とくにひび割れが生じやすくなってしまいます。
モルタル壁と柱の間には、複数箇所で大きな隙間が生じていました。
これほど規模の大きな隙間は、雨水が入り込んでしまう恐れがあるので、適切な処理をして塗装する必要があります。
木部の状況確認
外部には、柱や破風板、鼻隠し、ウッドデッキなど、多くの木部が露出しています。
木部は、湿気に弱いので、表面塗装が劣化して吸水すると、変形したり、腐れを引き起こしたりするので、とくにこまめなメンテナンスが必要です。
表面塗装が剥がれ落ち、雨水の影響を受けている様子が確認できます。
木材にとって水分は大敵ですが、適切の塗装メンテナンスを行うことで、長く機能を維持することも可能です。
また、手すりのような安全を確保しておきたい部分は、とくに気を付けておく必要があるでしょう。
今回の現場調査では、モルタル仕上げの外壁塗装の色あせやひび割れ、木部塗装の剥がれなど、多くの劣化症状が確認できました。
これら劣化症状の回復を図るため、塗り替えによるメンテナンスを行っていきたいと思います。
なお、このメンテナンス工事の様子は、次回以降のブログから詳しくご紹介していきますので、ぜひ引き続きご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年07月25日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。