下塗りが十分に乾燥した後、中塗りを行っています。
中塗りに使った塗料は、アステックペイント社の超低汚染塗料「リファインMF-IR」です。
「リファインMF-IR」は、無機成分を配合したフッ素塗料で、親水性が高く、汚れにくい塗膜をつくれることが大きな特徴となっています。
ちなみに中塗りと上塗りは、同じ塗料を使って行うので、中塗りを1回目の上塗りと見ることもできます。
中塗りは、下塗り工程でつくられた下地に対し、さらに厚みをつけて、表面を均一に整える役割があります。
この工程を適切に行うことで、上塗りによる美しく鮮やかな仕上がりが可能となるのです。
中塗りが十分に乾燥した後、上塗りを行っています。
塗料色には「ペールピンク」という淡いピンク色を採用しており、優しく、上品な仕上がりとなっています。
上塗りのおもな役割とは、まず、建物の美観を形成することです。
仕上げの塗装であり、職人ならではの技術を駆使することで、新築のような美しい外観をつくり上げることが可能となります。
そして、さまざまな外的要因から外壁を保護するため、塗料の性能を十分に引き出すことも重要な役割のひとつです。
上塗り塗料は、紫外線や汚れ、熱、雨水などの影響から外壁を守れるよう、設計してつくられています。
耐候性や低汚染性など、住宅環境に適した塗料を選び、適切な施工をすることで、効果的に外壁の劣化を抑え、長期間にわたって美しい状態を維持できるようになります。
今回も、非常に高性能な塗料を使い、適切に施工しているので、これから長く機能を発揮できることでしょう。
今回の外壁塗り替え工事では、木部に対しても行っています。
木部塗装を行うと、外壁色との相性もよく、非常にバランスのとれた仕上がりを実現できました。
なお、この木部塗装の様子については、次回のブログで詳しく解説したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年07月27日時点での費用となります。
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