こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
前回のブログでは、上伊那郡飯島町において、ベランダ防水メンテナンスを行うときにまず行う下地処理についてお伝えいたしました。
今回は、超速硬化ウレタン防水という方法で行ったベランダ防水のメンテナンスについてご紹介したいと思います。
超速硬化ウレタン防水について
今回、ベランダ防水のメンテナンスとして行ったのは、超速硬化ウレタン防水という方法です。
そもそもウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を塗り重ねてつくる防水層のことをいい、住宅のベランダ防水に用いられる代表的な方法のひとつになります。
そして、超速硬化ウレタン防水とは、その名の通り、従来のウレタン防水よりも短い時間で硬化することが大きな特徴となっています。
その時間は、3分程度で触っても問題ないくらいに硬化し、1時間もかからないうちに歩行できるという早さです。
ちなみに、従来のウレタン防水は、硬化まで10時間程度を要します。
手塗りで行う従来のウレタン防水は、厚さにバラつきが生じて部分的に薄くなると、どうしてもその薄い部分から劣化してしまう傾向が見られました。
しかし、超速硬化ウレタン防水は、専用のスプレーを使って吹き付けるように施工するので、複雑な形状をした場所でも、均一な厚さで継ぎ目のない防水層をつくることが可能です。
また、その他にも、地震や気温の変化などで下地が動いても追従できる柔軟性を備えていることや、高い耐久性が期待できることなどが特徴となっています。
超速硬化ウレタン防水の施工後には、トップコートを塗って完成です。
トップコートとは、防水層の表面に仕上げとして塗装する塗料のことをいい、紫外線や熱から防水層を保護する役割があります。
そのため、ベランダ防水は表面のトップコートが最も劣化しやすく、防水層を長持ちさせるためにも5年程度を目安にトップコートの塗り替えを行っていくことをおすすめいたします。
現場調査時には、塗膜のひび割れや剥がれが見られるなど、激しく傷んでいたベランダ防水も、超速硬化ウレタン防水によるメンテナンスで本来の機能を回復できました。
超速硬化ウレタン防水は、その他の方法と比べても、非常に多くの魅力を持った防水工事といえます。
ただし、若干コストが高い傾向にあること、また専用の機材が必要となるのでどこでも行える工事ではないことなどは注意が必要です。
防水工事は街の外壁塗装やさん飯田・伊那店におまかせください
住宅のベランダや屋上の防水は、劣化しやすい過酷な環境にあり、また場合によっては雨漏りなどの深刻な被害を受けやすい場所でもあります
そのため、定期的にメンテナンスを行い、機能の維持を図っていくことがきわめて重要です。
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店では、住宅の外壁や屋根のほか、防水工事のメンテナンスやリフォームを承っております。
超速硬化ウレタン防水も含め、お住まいの気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年08月08日時点での費用となります。
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