そして、この下地を設けたブロック塀に対し、金属サイディングを張って仕上げていきます。
今回、使用するのは、旭トステム外装の「ティーレⅢ」です。
「ティーレⅢ」は、くしびき調のおしゃれなデザインが印象的なガルバリウム鋼板素材の金属サイディングになります。
まずは、ブロック塀の天端に透湿防水シートを被せるように施工します。
ブロック塀の天端は、モルタルを埋めて仕上げているので、ダメージを受けないよう雨水の影響から保護する必要があります。
そして、ブロック塀の下端には水切り金物を設置しています。
ブロック塀につくった下地に対し、金属サイディングを張っていきます。
金属サイディングと水切り金物の間には、一定の隙間を設け、通気性も確保しています。
金属サイディングを張り終えたら、出隅部やジョイント部、天端などに板金役物を取り付けます。
そして最後に、いったん取り外していたフェンスを復旧して、カバー工法によるブロック塀のリフォームは完成となります。
以前のタイル仕上げも高級感のあるデザインでしたが、アースカラーであるブラウン系の金属サイディングを用いると、温もりや安心を感じさせる仕上がりとなりました。
植栽の緑とも相性が抜群で、見事に調和しています。
また、ガルバリウム鋼板の金属サイディングは、非常に耐久性が高いので、雨などの劣化要因からブロック塀を守り、そしてこの美しい外観を長く保てることでしょう。
なお、次回のブログでは、屋根やブロック塀など外部メンテナンスがすべて完成した後の出来栄えについて、ご紹介したいと思います。
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