下塗りが完了した後には、中塗りを行っていきます。
下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り工程が適切に行われることで、必要とされる塗膜厚さを確保し、本来の性能を発揮できるようになります。
なお、中塗りと上塗りでは同じ塗料を用いて行っていますが、これら仕上げ塗装で用いたのは、アステックペイント社の外壁用フッ素塗料「リファインMF-IR」です。
フッ素塗料とは、主要成分に蛍石という鉱物を用いたフッ素樹脂を配合した塗料のことをいい、外壁塗装で使用する塗料のなかでもハイグレードな位置付けにあります。
材料コストは高くなるものの、その分耐久性も高く、定期的に必要となるメンテナンスの回数を減らせるので、長期的なコスパはよくなることが一般的です。
ちなみに、「リファインMF-IR」もきわめて高耐久な塗料であり、その期待耐用年数はなんと約20年～24年とされています。
外壁には、鮮やかなブルー系の色で塗装を施し、とても清々しく、爽やかな雰囲気を感じさせる仕上がりとなりました。
また、「リファインMF-IR」は、粒子の細かい汚染物質でさえも付着しにくい緻密性の高い塗膜をつくれることが大きな特徴です。
よって、この美しい外壁色を長期に渡って保てることでしょう。
外壁塗装の3回塗り工程も無事完了しました。
この後は、自社検査と施主検査を行い、問題がないようなら足場を解体して工事の完成となります。
なお、今回工事の完成後の仕上がり具合については、次回のブログで詳しくご紹介したいと思いますので、ぜひご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年09月28日時点での費用となります。
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