外壁および屋根の塗装工事では、まず高圧洗浄で汚れや古い塗膜などをきれいに洗い落とします。
というのも、高圧洗浄を行うことによって、塗料がしっかりと付着できる下地をつくるためです。
当然ですが、この工程が適切に行われないと、完成した後に剥がれなどの不具合につながるので、決して手を抜けません。
屋根にはドーマーが設置されています。
ドーマーは見た目にもおしゃれであり、建物にとって必要な換気性も確保できるものですが、その一方で、雨漏りが多い場所でもあることは注意が必要です。
そのため、しっかりとメンテナンスを行い、雨漏りが起こらない環境を維持していくことが重要なポイントとなります。
今回、金属屋根の塗装に使用した塗料は、アステックペイント社の「シャネツトップワンSi-JY」です。
「シャネツトップワンSi-JY」は、下塗りと上塗りの両方に求められる性能を有していることから、下塗りが不要で、上塗りを2回重ねるだけで仕上げられる塗料となります。
その性能とは、下塗り材に求められる防錆性や付着性、上塗り材に求められる耐候性や遮熱性などであり、この塗料を用いるだけで多くの性能を同時に発揮することが可能となります。
さらに2回目の重ね塗りを行っています。
塗料に採用したのは「トゥルーホワイト」という純白ともいえる色です。
この色は、建物を明るく、そして上品で清潔感の溢れる雰囲気を演出するにはとても適しています。
また、遮熱塗料は白に近い色ほど日射反射率が高くなるので、「トゥルーホワイト」を用いることで、より優れた遮熱効果が期待できそうです。
記事内に記載されている金額は2023年10月03日時点での費用となります。
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