そのため、屋根に塗装工事を施した後、著しく割れている部分については、同系色の板金を被せて部分補修を行っていきます。
割れ補修を行う部分は、わかりやすく屋根塗装の下塗りまでとしています。
割れているスレート屋根に接着剤を塗布します。
周囲のスレート屋根と同系色の板金を重なり部に差し込むように設置し、釘で固定します。
固定した釘も同じ色の塗料を使ってタッチアップ塗装を施しています。
スレート屋根の割れの部分補修がすべて完了しました。
板金を差し込んで行う部分補修は、既存のスレート屋根を剥がずに行うので、補修時に防水シートを傷める心配がありません。
また、廃材も出ないので、経済的に行える方法でもあります。
養生は、玄関や窓、電気メーター、エアコン室外機など、住宅の設置物のうち塗装をしない部分に対して行います。
その他にも、車や植栽のように、塗料が飛んで汚してしまうとよくない部分にも行います。
また、養生は、玄関のように大きな面積を保護する場合はマスカーや養生シートなど、塗装ラインを直線で明確に出す部分にはマスキングテープと、養生資材を使い分けて行うことが一般的です。
外壁塗装工事の養生がすべて完了しました。
養生は一見地味な作業ではありますが、実は完成の品質を高めるうえで非常に重要な役割があります。
そのため、養生を丁寧に行うことは、工事の品質向上には欠かせない要素といえるのです。
なお、養生が完成したらいよいよ塗装工程となりますが、この工事の様子については次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年10月10日時点での費用となります。
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