コーキングの著しい劣化は雨水を建物内に引き込むリスクが高いので、重症化する前に補修を行っておくことが重要です。
出窓廻りのコーキングの補修が完了し、防水性を回復しました。
さらに、この上へ塗装を施すことで、より耐久性が増し、長期間に渡って機能を発揮することが可能となります。
外壁塗装工事を行うに際し、先行して養生を行っています。
養生は、窓や玄関、エアコン室外機、電気メーターなどの汚れを防止すること、そして塗装ラインを明確にすることなどを目的として行います。
外壁塗装の3回塗り工程のうち、まずは下塗りから行っていきます。
下塗りに使用しているのは、アステックペイント社の外壁用エポキシ系下地調整材「エピテックフィラー」です。
「エピテックフィラー」は、塗膜に厚みをつけられることから、ひび割れなどの凹凸を埋め、均一性のある下地をつくることができます。
また、優れた柔軟性も併せ持っているので、乾燥した後に生じたひび割れに対しても追従し、塗膜表面への影響を効果的に抑えられることも大きな特徴となります。
つまり、ひび割れが起こりやすいモルタル下地には非常に適した下塗り材なのです。
モルタル外壁に対し、下塗りが完了しました。
外壁塗装の下塗り材は、その下地のコンディションを考慮し、適したものを選ぶことが重要です。
今回も、適切に行った下塗りによって、モルタル表面にあった小さなひび割れは消え、この後に続く中塗りや上塗りの塗料の定着を促す下地となって整いました。
この後は、乾燥時間を設けた後に、さらに中塗りと上塗りを行っていきます。
なお、これら塗装工事の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思いますので、引き続きご覧ください。
記事内に記載されている金額は2024年03月24日時点での費用となります。
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