2階建ての1階部分の屋根のことを下屋根といい、またその上に組み立てる足場を下屋足場といいます。
しかし、下屋根にも勾配がついているので、その上に設置する下屋足場は、適切な補強をしながら安定性を確保しなくてはなりません。
万が一、作業中にずり落ちてしまうことがあると、足場そのものが倒壊してしまう恐れもあるので、現場の状況も考慮しつつ効果的な方法を判断しながら補強していきます。
また、敷盤にはクッション性のある樹脂製のものを使用するなど、屋根材をキズ付けないような配慮も重要です。
足場設置が完了した後は外壁洗浄です。
洗浄によって、現場調査時に見られた古い塗膜や苔、カビのほか、長年こびり付いてきた汚れなどをきれいに洗い落とし、塗装がしっかりと付着できる外壁面をつくっていきます。
洗浄で使用する水は、いったんボックスに溜め、そこから汲み上げます。
出しっ放しにすると、水道代のムダとなり、お客様の負担を増加させるので、一定の量が溜まると給水が自動で止まる装置を準備しています。
高品質なサービスを提供するため、このような配慮も欠かしません。
洗浄水をしっかりと乾燥させ、その後はいよいよ塗装工程となります。
なお、この外壁塗装工程については、次回からのブログで詳しくご紹介したいと思いますので、ぜひ引き続きご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年10月23日時点での費用となります。
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