「シャネツトップワンSi-JY」は、優れた遮熱性のほかにも、耐候性や防錆力など多くの性能を発揮できる金属屋根用の上塗り材です。
また、通常、屋根塗装は、3回塗り工程が基本となりますが、「シャネツトップワンSi-JY」は錆止め兼用の上塗り材なので、上塗りを2回重ねるだけで完了します。
そのため、従来の塗装工事よりも短工期で行えることが大きな特徴となっています。
まずは、雪止め金具や金属屋根の重なり部、谷部など、塗り残しが生じやすい部分に対し、ハケ塗装を行っています。
そして、屋根の全面に対してローラーを使って塗装します。
このようにやるべきことを確実にやらないと、美観の形成や性能の確保は得られません。
さらに、「シャネツトップワンSi-JY」による2回目の塗装です。
ちなみに、今回採用した塗料は、「ガレッジグリーン」という深い緑系の色になります。
この色は、落ち着きを感じさせるとともに、他の色と合わせやすく、また、汚れが目立ちにくいといった効果も得られます。
サビや塗膜の剥がれなどの劣化症状があった金属屋根も、何事もなかったかのように回復し、ツヤが輝く美しい仕上がりとなりました。
下屋根についても、大屋根と同様に「シャネツトップワンSi-JY」による重ね塗りを行っています。
また、「シャネツトップワンSi-JY」は、その名の通り遮熱性に優れていることが大きな特徴のひとつとなっています。
これは、遮熱顔料を配合し、熱作用の大きい近赤外線を効果的に反射する塗膜をつくることで、屋根の表面温度の上昇を抑えるものです。
この優れた遮熱性により、室内空間の快適性を高め、さらには近年社会問題にもなっている光熱費の高騰への対策としても効果を発揮します。
なお、次回のブログでは、外壁塗装の工程に関する内容をお伝えしたいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年11月01日時点での費用となります。
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