今回の外壁および屋根塗装工事では、雨樋についても併せて行っています。
雨樋も、外壁や屋根と同様に、常に紫外線や風雨にさらされていることから、当然ですが劣化は避けられません。
また、雨樋の劣化が著しく進行すると、変形や割れなどが起こり、その結果、想定外のトラブルにつながることもあるので、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
今回は、塗装によるメンテナンスを行い、新品のようなツヤが輝く仕上がりを実現できました。
外壁の窯業系サイディングは、表面塗装が劣化すると、防水機能の衰えから本体そのものが吸水するようになり、凍結や融解を繰り返すことで破壊が起るといった、いわゆる爆裂が生じることがあります。
軽度な傷みであれば、サイディングの部分補修を行って塗装を施すことも可能ですが、今回は、金属サイディングと張り替える工事を行っていくことになりました。
外壁と近い色の金属サイディングを採用し、施工が完了しました。
金属サイディングは、凍害の原因である雨水が浸透する素材ではないので、凍害対策を行うには、非常に適した仕上げ材になります。
また、耐久性が高く、割れや欠けなどの破壊が起こることもありません。
ただし、キズやへこみが生じると、そこからサビが発生し、その範囲を少しずつ拡大させるようになることがあるので、定期的にチェックを行うことが重要です。
外壁、屋根塗装をはじめとする外部メンテナンスのすべての工程が完了しました。
この後は、自社検査と施主検査を行い、問題がないようであれば足場を解体して引き渡しとなります。
なお、完成後の外観は外壁と屋根、その他付帯部とのコントラストが際立ち、メリハリの効いたデザインとなって仕上がりました。
この完成後の外観については、次回のブログにてご紹介したいと思いますので、ぜひご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年11月03日時点での費用となります。
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