外壁、屋根塗装工事では、まず足場を設置しなくては始まりません。
足場設置の当日に必要な部材を搬入し、専門的な知識を有する足場職人が現場で組み立てます。
ちなみに、住宅の工事で使用する足場の方式といえば、くさび緊結式足場が主流であり、この方式は、ハンマーひとつで叩き入れるように固定するタイプの足場です。
外壁、屋根塗装工事の足場は、平屋住宅であっても必要です。
というのも、そもそも高さが2ｍ以上となる場所で作業を行う場合は、足場を組み立てるなどの方法により作業床を設けなければならないことが労働安全衛生法に定められているためです。
外壁、屋根塗装工事を行う際、平屋であっても高いところは2ｍ以上となるのは確実であり、仮に足場を設けずに転落事故があった場合は事業者の責任が問われることになってしまいます。
ちなみに、足場にかかる費用は、面積から算出するので、2階建てよりも安くなることが一般的です。
また、足場があると、作業もスムーズに進められることから、時間のムダなく効率的な工事が行えるうえ、品質の向上も期待できます。
足場の周囲にメッシュシートを張ったら足場設置の完了です。
メッシュシートは、高圧洗浄で使用する水や塗装工事中の塗料が周囲に飛散することを防止する重要な役割があります。
メッシュシートが適切に施工できるのも、足場が設置されることでなし得る工程なので、この点からも足場の必要性がわかります。
安全で作業効率を高める足場の設置ができました。
足場の設置が完了した後は、経年とともに積み重なってきた汚れや劣化した塗膜、その他苔やカビなどを洗い落とす高圧洗浄の工程となります。
なお、この高圧洗浄工程の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年11月08日時点での費用となります。
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