窯業系サイディングの凍害は、表面塗装が劣化することで防水機能が衰え、本体が吸い込んだ雨水が外気温の影響で凍結と融解を繰り返すことで破壊を起こす現象です。
この状態は、素地が露出しているので、さらに吸水し、脆くなってしまう恐れがあるので、早急に必要な補修を施し、塗装によるメンテナンスを行っていきます。
下塗りが完成した下地に対し、中塗りと上塗りを行います。
今回、中塗りと上塗りで使用した塗料は、アステックペイント社の外壁用低汚染フッ素系塗料「リファインMF-IR」です。
低汚染塗料とは、外壁が汚れにくい機能を持つ塗料のことをいい、建物の美しい状態を維持することをおもな目的としています。
「リファインMF-IR」は、無機成分を配合して緻密な塗膜をつくるなど、美しい外壁を守るために必要な機能を高いレベルで備えた、業界でもトップクラスの低汚染性を発揮する塗料です。
中塗りと上塗りに使用している塗装色は、「クエリー」という薄い茶系の色となります。
完成後には明るく落ち着いた印象になり、また中間色でもあるので汚れが目立ちにくいことも特徴となります。
記事内に記載されている金額は2023年11月17日時点での費用となります。
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