こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。
前回のブログでは、伊那市の住宅で実施した外壁塗装工事の軒天塗装と下塗りの様子をお伝えいたしました。
今回は、外壁塗装工事の下塗り後に行った中塗りと上塗りについて、ラジカル制御型塗料を使った施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・伊那市でALC外壁の塗膜ひび割れや剥がれ、チョーキング等の劣化症状のある現場の調査
・伊那市の屋根調査で金属屋根の色あせや雪止め金具のサビなどの劣化症状を確認
・伊那市で経年劣化にともなう外壁・屋根塗装工事の必須工程となる足場設置と高圧洗浄
・伊那市にて劣化で色あせた金属屋根やサビた雪止め金具にシーラーレス塗料で1回目の塗装
・伊那市で金属屋根塗装工事、遮熱シリコン塗料のシャネツトップワンSi-JYで仕上げの塗装
・伊那市で塗膜が剥がれてボロボロになっていたALCの部分補修と外壁塗装工事の養生
・伊那市で軒天塗装と劣化したALC外壁の下地をエピテックフィラーAEⅡで強化
ラジカル制御型塗料による中塗りと上塗りの施工
前回、ALC外壁に対する塗装工事の下塗りが完了し、さらに中塗りと上塗りを適切に行っていきます。
まずは、中塗りです。
今回使用したのは、アステックペイント社の外壁用遮熱シリコン系上塗り材「シリコンREVO1000」です。
「シリコンREVO1000」は、特徴のひとつに耐候性の高さが挙げられます。
この優れた耐候性の理由は、ラジカル制御型の顔料を配合していることにあります。
ちなみに「ラジカル」とは、一般的な塗料の多くが色をつくるときに使用する成分の酸化チタン(白色顔料)が紫外線の影響を受けて発生する劣化因子のことです。
劣化が進んだ塗膜に現れる「チョーキング」という症状は、この「ラジカル」が原因となっています。
そして、ラジカル制御型塗料とは、主要成分の酸化チタンの表層にコーティングを設けることで、「ラジカル」の発生を抑えることを可能にした塗料です。
中塗りと同じ塗料で上塗りを行いました。
外壁塗装工事は、3回塗りを適切に行うことで、塗料が持つ性能を発揮することが可能となります。
今回使用したラジカル制御型塗料は、とくに「チョーキング」に対してきわめて高い効果を発揮するなど、劣化しにくい塗膜をつくれることが大きな特徴です。
ちなみに「シリコンREVO1000」は、促進耐候性試験において13~16年を経過した後にも光沢保持率が80%以上を示すといった優れた耐候性が証明されています。
また、その他にも、低汚染性や遮熱性などの機能を併せ持つことも特徴となっています。
記事内に記載されている金額は2024年04月14日時点での費用となります。
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