軒樋をいったん取り外し、鼻隠しの塗装を行っています。
ちなみに、鼻隠しとは、屋根の軒先に取り付けてある板材のうち、雨樋が設置されているものをいいます。
また、軒先の水平方向に設置される板材が鼻隠しであることに対し、斜め部分に設置される板材が破風です。
そのため、破風に雨樋を取り付けることはありません。
いったん取り外していた軒樋を設置し直し、竪樋とともに塗装を行っています。
劣化して失っていたツヤも復活し、とても美しく輝いています。
その他にも、ALC外壁の下端に設置している水切り金物に対しても塗装を行っています。
鼻隠しや雨樋、水切りなどは、外壁とまったく異なる濃色で塗装したことにより、アクセントの効いた仕上がりとなりました。
鼻隠しや雨樋、水切りなど、付帯部への塗装が完了しました。
付帯部塗装は、「また次回に」という選択ももちろん可能です。
しかし、付帯部も外壁や屋根と同様に紫外線や風雨の影響を強く受ける環境にあり、非常に劣化しやすいので、メンテナンスをしないまま使い続けると、早々に故障してしまう恐れがあります。
そうなると、高額な交換工事が発生してしまうかもしれません。
一方、定期的に塗装などのメンテナンスを行うと、故障リスクはかなり低減し、長く使うことが可能となります。
また、外壁や屋根がきれいになったにもかかわらず付帯部だけが傷んだ状態だと、悪目立ちしてしまうことにも注意が必要です。
よって、足場のあるタイミングで付帯部についても併せて実施しておくことをおすすめいたします。
なお、次回のブログでは、外部メンテナンスが完成した後の建物の仕上がり状況について、工事前と比較したビフォーアフターをご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年04月14日時点での費用となります。
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