足場の資材は、必要な部材を計画書に基づいてあらかじめ拾い出し、設置の当日に搬入します。
そして、これら資材を現場で組み立てます。
とはいえ、足場は、ただ組み立てればよいということではなく、まず第一に安全でなくてはなりません。
また、スムーズに移動できて効率的な施工ができるよう、動線を考慮することも重要になります。
そのため、足場の設置は、一定の知識を持った有資格者によって行わなければならないことが定められているわけです。
足場の周囲にメッシュシートを張って完成です。
たるみもなく、誰が見ても美しい足場が出来上がりました。
現場調査のときのALC外壁は、劣化で色あせ、さらには広い範囲に苔やカビなどが目立っていました。
これらが残ったまま塗装しても、外壁と塗料の密着性は得られないので、すぐに剥がれてしまう恐れがあります。
そのため、入念に高圧洗浄し、不純物のない状態で塗装が行えるようにしておかなければなりません。
つまり、この高圧洗浄作業は、外壁塗装を成功させるうえで重要なポイントとなる工程のひとつなのです。
軒天やベランダ防水の床面など、塗装を行う対象には、しっかりと洗浄を行っています。
外壁洗浄が終わったら、十分に乾燥させた後、激しく傷んでいたALCコーナー役物の交換とコーキング工事を行います。
とくにALCコーナー役物の傷みについては、お施主様が最も気にされていた症状であり、また玄関前でよく視覚に入るところなので、念入りに施工しています。
これらALCコーナー役物の交換とコーキング打ち替え工事の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年12月04日時点での費用となります。
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