今回の現場では爽やかな水色のツートンカラーのお宅です。外壁仕上げは窯業系サイディングで、全体的に色あせが生じているなど、一見して劣化が進行している様子が確認できます。
ところどころに塗膜が剥がれ、素地が露出してしまっている部分もあります。
そもそもサイディング本体は、水分を吸収しやすく、それを防ぐために表面塗装が施されています。
塗膜が劣化してサイディング本体が吸水すると、苔やカビが発生しやすくなったり、あるいは脆く壊れやすくなったりするので、継続的に塗膜の防水性を保っていくことが非常に重要です。
また仮に、塗膜だけでなく、本体が脆弱になっているようなら、塗り替えだけでダメージを補うのは難しく、張り替えを行わなくてはならないケースもあります。
そうなると、どうしてもコストが割高になってしまうので、症状が深刻化する前に対処を検討することがポイントとなります。
塗膜の浮きやチョーキングなども見られます。
チョーキングとは、塗料の成分である顔料が紫外線の影響を受けて劣化し、粉状になって表面化する現象のことです。
外壁表面を指で触れるとその指先に粉が付着するので簡単に判別でき、またメンテナンスを行う時期にあることを示すサインとしても知られています。
今回の現場調査において、外壁仕上げの窯業系サイディングに表面塗装の剥がれやチョーキング、浮きなど著しい劣化症状が確認できました。
この結果をもとに、必要な補修を行ったうえで外壁塗装によるメンテナンスを行っていきます。
また、今回の現場調査では、スレート屋根についても劣化症状を確認しています。
このスレート屋根の現場調査内容については、次回のブログでご紹介いたしますので、ぜひ続けてご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年12月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
