外壁の劣化状況
外壁は、その大部分がモルタルの吹き付け塗装仕上げで、一部に石積調の仕上げ材を施すなど、とてもおしゃれで、モダンな雰囲気を感じさせる外観です。
しかし、全体的な色あせなど、経年による劣化が進んでいる様子が確認できます。
外壁のところどころに、苔やカビなどが発生しています。
モルタル外壁の吹き付け塗装仕上げは、表面に凹凸ができるので、雨水がスムーズに流れにくく、汚れといっしょにとどまってしまうことがあります。
そうなると、苔やカビが生育するうえで都合のよい環境ができてしまうことは注意しておかなくてはなりません。
ちなみに、苔やカビが発生しやすい外壁には、防カビ効果のある塗料を使って塗装を行っておくと効果的です。
モルタル外壁は、ひび割れが複数箇所に発生しているほか、サビ汁のようなものも確認できました。
そもそもモルタルは、ひび割れが起こりやすい素材であり、これを完全に防ぐことはきわめて難しいといえます。
また、ひび割れでも、いわゆるヘアークラックと呼ばれる微細なものであれば大きな影響はないので必ずしも補修が必要とはされていません。
しかし、一定以上の規模が大きなものであれば、適切な補修を行ったうえで塗装を行う必要があります。
ちなみに、ひび割れしやすいモルタル外壁には、柔軟で追従性のある塗料を使った塗装を行っておくと効果的です。
また、コンクリートブロックでつくった塀は、塗膜がボロボロに剥がれているほか、木部にもダメージが見られます。
せっかく、アンティークな照明を設置するなど、おしゃれな演出をしているので、できるだけ美しい外観を保っていきたいところです。
今回の現場調査では、モルタル外壁の色あせや苔、カビ、ひび割れなど、多くの劣化症状が確認できました。
この結果を踏まえ、補助金の申請を進めながら外壁塗装リフォームを行っていきます。
なお、この外壁塗装リフォームの様子については、次回からのブログで順次ご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年12月18日時点での費用となります。
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