外壁層工事の際にまず行うのは足場の設置です。
住宅の工事で一般的に使用される足場といえば「くさび緊結式足場」になります。
「くさび緊結式足場」とは、くさびが付いた部材をコマと呼ばれる緊結部にハンマーで叩き入れるように緊結しながら組み立てていく足場方式です。
「くさび緊結式足場」の部材には多くの種類があります。
例えば、地面に接する部分に使用して高さ調節をする「ジャッキベース」や、コマが一定間隔に付いた鋼管部材の「支柱」、両端にくさびが付いた鋼管部材の「手摺」、そして実際に移動や作業を行う足場となる「踏板」などです。
足場設置は、これら部材を現場の建物に合わせ、専門知識を持った足場職人がハンマー1本で組み立てていく工程になります。
高圧洗浄は、外壁塗装工事を成功させるうえでポイントとなる工程になります。
というのも、不要なものが残った下地の上に塗装を行っても、その下地と塗料の密着性は得られないためです。
そのため、高圧洗浄を省いたり、あるいはいいかげんに行ったりした場合は、早々に浮きや剥がれが起こる可能性は高いといえます。
塗装を行わない土間コンクリートなども洗浄を行います。
泥や苔などがこびり付いた土間コンクリートも、高圧洗浄を行えば、あっという間にきれいになります。
建物がどんどんきれいになっていくのは、とても爽快です。
この後は、いよいよ外壁塗装工程になります。
ちなみに、外壁塗装には、外壁面に汚れが付着しても雨水などでその汚れを洗い流してくれる親水性の高い塗料を使っています。
なお、この外壁塗装工程については、次回からのブログで詳しくご紹介したいと思いますので、引き続きご覧ください。
記事内に記載されている金額は2023年12月20日時点での費用となります。
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