この店舗ガレージについて、塗装を行っていきます。
今回、ガレージ塗装に用いるのは、アステックペイント社の金属屋根外壁用遮熱シリコン系上塗材「シャネツトップワンSi-JY」です。
「シャネツトップワンSi-JY」の大きな特徴は、上塗り材に必要な耐候性や遮熱性だけでなく、下塗り材に必要な防錆力や付着性を兼ね備えていることが挙げられます。
そのため、下塗りの工程が不要となり、上塗りを2回重ねるだけで、いくつもの優れた性能を得られる塗料になります。
鉄部で最も注意しておきたい劣化症状といえばサビなので、ガレージ塗装には、サビ止め効果の高い塗料を使って塗装することが重要なポイントです。
その点「シャネツトップワンSi-JY」は、メーカーの腐食性試験において、一般的なサビ止め下塗り塗料と比べても、かなり高い効果を示すことが明らかとなっています。
ガレージの本体には、ブルー系の色を使って塗装しています。
この色は、もともとあった別のガレージの色に合わせて調色しています。
ローラーを用いて、丁寧に2回の重ね塗りで仕上げました。
シャッター部分には、本体と異なるチャコール色を使い、スプレーガンによる吹き付け塗装を行っています。
ちなみに、吹き付け塗装を行うのは、塗膜厚さを厚くし過ぎず、かつ均一性を確保しながら塗装できることがその理由です。
シャッターは、頻繁に開閉するので、あまり厚く塗ってしまうと、巻き上げる動作などに支障をきたしてしまう恐れがあります。
また、表面は凹凸が多いので、ローラーやハケではムラができやすくなります。
そのため、シャッターには吹き付け塗装が最適なのです。
ガレージの塗装が無事完成しました。
以前とは大きくイメージチェンジし、大きな存在感を放つクールでかっこいい仕上がりを実現できました。
この後は、住宅側の外壁塗装工程になります。
なお、この工事の様子については、次回からのブログにて、詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2023年12月25日時点での費用となります。
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