この外壁サイディングに対し、3回の重ね塗りによる塗装メンテナンスを行っていきます。
ちなみに、今回、中塗りと上塗りに使用する塗料は、アステックペイント社の外壁用低汚染フッ素塗料の「リファイン1000MF-IR」になります。
「リファイン1000MF-IR」は、紫外線の影響を受けても分解されない無機成分を配合することにより、緻密な塗膜を形成し、汚れが付いても簡単に洗い流せる低汚染性が魅力の塗料です。
また、その他にも、優れた耐候性や遮熱性を発揮するなど、高性能な塗料でもあります。
外壁サイディングに対し、高性能フッ素塗料を使って中塗りを行っていきます。
適切な中塗りを行うことにより、必要とされる塗膜の厚さを確保するとともに、この後の上塗りを、ムラなく、そしてしっかりと密着させるための下地として整えます。
中塗りと同じ「リファイン1000MF-IR」を使い、上塗りを行いました。
今回、外壁色には、以前とはまったく異なる濃いブラック系とブルー系の色を用いて面で塗り分けています。
ブラック系の色は、おしゃれ感、または重厚感を演出したい場合はとても効果的であり、また他の色と合わせやすいといった点も魅力です。
ブラック系などの濃色は、熱を吸収するので、表面温度が上がりやすいという特徴があります。
しかし、今回使用している高性能フッ素塗料の「リファイン1000MF-IR」は、優れた遮熱性を備えているので、熱作用が大きい近赤外線を効果的に反射します。
そのため、夏の室温上昇を抑え、生活環境の快適化を図れるのです。
記事内に記載されている金額は2023年12月28日時点での費用となります。
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