前回、外壁塗装3回塗り工程のうち下塗りが完了しているので、乾燥後、中塗りを行っています。
モルタル外壁への中塗りには、アステックペイント社の外壁用変性無機系上塗材「無機ハイブリッドウォール」を使用しています。
「無機ハイブリッドウォール」は、劣化しにくく硬い無機成分と柔らかく割れにくい有機成分をバランスよく配合したハイブリッド塗料です。
無機成分と有機成分のよいところを兼ね備えているので、強くしなやかな塗膜を形成して外壁を保護することを可能にしています。
中塗りの後は、しっかり乾燥させてさらに同じ塗料で上塗りを重ねていきます。
モルタル外壁には、「トスカニー」という明るい薄茶色を採用しています。
モルタル外壁の表面は凹凸があるので、雨水がスムーズに流れず、汚れといっしょにとどまってしまいやすいのですが、中間色を使うことにより、汚れが付いても大きく目立ちません。
また、そもそも「無機ハイブリッドウォール」は、雨水といっしょに汚れを流してくれるセルフクリーニング機能を有しており、この点も魅力となっています。
軒下部分の仕上げである漆喰外壁にも塗装を施しています。
漆喰外壁には、アステックペイント社の外壁用アクリル系上塗材「マルチエースⅡ-JY」を使用しています。
「マルチエースⅡ-JY」は、微粒子のアクリル樹脂を配合し、下地面の深くまで浸透して強力な付着性を発揮する、下塗り不要のシーラーレス塗料です。
また、防カビ性や防藻性を有しているなど、完成後も長く美観を維持できることも特徴となっています。
なお、次回のブログでは、外壁の金属サイディングに対する仕上げ塗装の様子について、ご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年01月06日時点での費用となります。
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