まずは、足場の設置からです。
足場部材は、通常、設置工事の当日に搬入します。
部材を車両から降ろし、あらかじめ作成している足場図面に基づいて必要な場所へと配置していきます。
足場部材は、ジャッキや支柱、手すりなど、いくつかの種類があり、これらをハンマーで叩き入れるようにして組み立てていきます。
高所作業を行うための足場であり、確実に安全を確保する必要があるので、専門的な知識を持っていると認められた有資格者が行わなくてならないことが法律で定められています。
足場の組み立てが終わり、周囲に飛散防止のメッシュシートを張ったら高圧洗浄を行っていきます。
高圧洗浄により、塗装を行うモルタル外壁や木部、その他付帯部の汚れや劣化した塗膜のほか、苔、カビなどをきれいに取り除きます。
この作業を行わないと、せっかく塗装しても、塗料がしっかりと下地面に密着できないので、早々に浮いたり、あるいは剥がれたりすることがあるので注意が必要です。
また、高圧洗浄は、コンプレッサーを使って高圧洗浄機まで水道水を送って洗浄を行うので、作業中はどうしても大きな音が響きます。
そのため、トラブルにならないよう、近隣に対して事前にお知らせしておくことも重要です。
近隣あいさつは、もちろん工事業者により行います。
洗浄水が十分に乾いたら、塗料が付着してはいけない部分を守るため、養生を施していきます。
確実に養生をしておくことで、塗装の施工中も、汚れを気にすることなく進められるので、作業効率が高まるばかりか、品質向上も図れます。
養生が完了したら、いよいよ塗装工程です。
なお、塗装工程については、次回からのブログにて詳しくご紹介したいと思いますので、ぜひ引き続きご覧ください。
記事内に記載されている金額は2024年02月07日時点での費用となります。
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