外壁サイディングの劣化状況
店舗建物の外壁仕上げは、窯業系サイディングです。
全体的に色あせており、チョーキング現象も目立っています。
ちなみに、チョーキング現象とは、塗料の色を決める成分である顔料が紫外線の影響で劣化し、チョークの粉のようになって表面化する現象のことです。
一般的に、チョーキング現象が見られるようになると、塗り替えを検討するべきタイミングとされています。
外壁サイディングを固定している釘の部分に複数の割れが確認できます。
このような釘固定している箇所の割れは、地震などの建物の揺れによって生じることも少なくありません。
しかし、割れたまま放置すると、雨水が入り込んで躯体まで傷める原因になるので、できるだけ早く適切なメンテナンスを行うことが重要です。
外壁サイディングと板金役物との取り合い部で塗膜の剥がれが見られます。
塗膜が剥がれると、サイディング本体が吸水するようになり、強度が低下してもろくなったり、凍害が生じて破壊が起こったりすることがあります。
そのため、定期的な塗装メンテナンスで防水機能を保っていくことが重要です。
今回の現場調査では、外壁仕上げのサイディングや目地のコーキングなどにさまざまな劣化症状が確認できました。
この調査結果に基づいて、必要な補修や下地処理を施した後、塗装によるメンテナンスを行っていきます。
なお、これらメンテナンスの様子については、次回からのブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
記事内に記載されている金額は2024年02月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。