下塗りが乾燥した後には、さらに中塗りと上塗りの仕上げ塗装を行っていきます。
中塗りが完了した状況です。
中塗りと上塗りは、同じ塗料を用いて行うことが一般的であることから、中塗りを1回目の上塗りと見ることもできます。
ちなみに、これら仕上げ塗装に用いた塗料は、アステックペイント社の外壁用フッ素塗料の「リファイン1000MF-IR」です。
また、外壁色には「マウンテンブルー」という、深みのある青色を採用しており、以前の少し赤みがかったブラウン系の色から大きくイメージチェンジしています。
外観の雰囲気も変わり、とても爽やかでおしゃれな仕上がりが印象的です。
中塗りの乾燥時間を設けた後、さらに上塗りを行っていきます。
中塗りと上塗りに使用している「リファイン1000MF-IR」は、非常に優れた耐候性を発揮できることが大きな特徴です。
ちなみに、耐候性とは、屋外における太陽光や風雨、熱などの外的要因からの耐久性をいいます。
「リファイン1000MF-IR」の優れた耐候性の秘密は、塗料樹脂の劣化因子である「ラジカル」の発生を抑制する効果を持つ顔料を使用していることにあります。
一般的な塗料に使われている白色顔料は、紫外線の影響を受けて「ラジカル」が発生し、周囲の樹脂を破壊し、または劣化させてしまう特性があります。
ところが「リファイン1000MF-IR」は、特殊なシールド層に覆われた高耐候型白色顔料を使用しており、優れた劣化抑制l効果を実現しているのです。
その耐候性は、約20～24年を経過しても光沢保持率はなんと80％以上も保持していることがメーカーの耐候性試験においても明らかとなっています。
記事内に記載されている金額は2024年02月22日時点での費用となります。
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