モルタル外壁の劣化状況
住宅の外壁は、モルタル仕上げです。
全体的に色あせが進んでおり、チョーキング現象も見られます。
ちなみにチョーキング現象とは、塗料成分の顔料が紫外線の影響を受けてチョークの粉のようになって表面化する劣化現象をいいます。
表面を擦ると指先に粉状のものが付着するので、誰にでも判断しやすい劣化を示すサインです。
また、モルタル外壁面には、カビが発生している箇所も見られます。
カビは、湿度や栄養、温度などの一定の条件が揃うことで生育しますが、とくに日光が当たりにくい外壁面ではカビにとって都合のよい環境になりやすいので要注意です。
外壁にカビが繁殖すると、見た目にも悪いばかりか、外壁の劣化を加速させ、場合によってはアレルギー疾患の原因にもなりかねません。
雨樋には、劣化が進んで穴があいてしまっている箇所が確認できます。
雨樋は、雨水を集めて適切に外部へ排出する重要な役割があります。
しかし、この重要な役割が果たせなくなると、想定していないルートから雨水が流れるようになり、その部分の劣化を促すだけでなく、建物内に侵入するようなケースもあることは十分注意しておかなくてはなりません。
雨樋は、建物を守るために欠かせない機能となるので、定期的なメンテナンスが必要であり、また故障が発生しているようなら速やかに修理を行うことが重要です。
今回行った現場調査では、モルタル外壁や雨樋などにさまざまな劣化症状が確認できました。
この調査結果に基づき、外壁塗装や雨樋交換などのメンテナンスを行っていきます。
なお、これら工事の様子については、次回からのブログにて、順次詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年03月14日時点での費用となります。
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