茅野市でパルコン住宅の外壁塗装を行っています。前回は高圧洗浄をしたら古い塗膜が剥がれてコンクリート素地が見えてしまったところまでご紹介しました。死んだ塗膜は高圧洗浄とケレン作業で剥がれるだけ剥がしましたが、しっかりと密着して生きている塗膜はそのままにしました。その結果つるつるのコンクリート面と、塗膜が乗っていてパターン(模様)が残っている面ができてしまいました。そこでコンクリート面にパターンを付けるため、玉吹きという吹き付け塗装を行い、コンクリート面と塗膜が残っている面を一体化させました。
前回のブログ「茅野市のパルコンの家高圧洗浄だけで塗膜がベロベロ剥がれました」はこちら
吹き付け塗装の様子です。あとでご紹介しますが、低圧タイプのコンプレッサーを使うので、イメージほど飛散はないのですが、それでもヘルメット、防塵マスク、不織布のつなぎと完全防備で作業します。
こちらがその低圧タイプのコンプレッサーです。精和産業株式会社の【とばな~いTB-8】という機械です。エアレススプレーという方式で、塗料を射出する力を空気を使わず圧力をかけて小さな穴から射出する方法です。ホースで水巻きをするときにホースの先をつまんで遠くへ飛ばしたことがあるかと思います。原理は同じです。
使った塗料は水性なので、5%の水を入れて機械でよく攪拌します。攪拌した塗料を機械のタンクに入れて準備OKです。
高圧洗浄で古い塗膜が完全に剥がれて、コンクリート素地がむき出しになった外壁ですが、下塗りの段階でパターンを付けたのできれいに仕上がりました。
記事内に記載されている金額は2021年04月13日時点での費用となります。
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