本日は以前ブログで点検の様子を投稿した千葉市稲毛区稲毛町にあるアパートの屋根塗装工事です。一般住宅の塗装を行う際にも作業車や騒音、臭い等で「近隣住宅へのご迷惑にはならないだろうか?」と不安を感じる方は少なくないと思います。アパートやマンションは入居者も増えますので、生活へ影響が出ないよう一度にまとまったメンテナンスをご提案しております。今回はアパートの塗装工事を行う際の街の外壁塗装やさんでの取り組みと塗装工程をご紹介したいと思います。
丁寧な工事前挨拶で近隣トラブルを防ぎます


塗装工事を行う際には足場仮設時に単管を叩く金属音、高圧洗浄時のエンジン音が必ず発生します。一時的ではありますが塗装工事をするなんて聞いていなかったとなると、決して良い気はしません。そこで工事前には必ず近隣住宅への工事前挨拶を行い、施工中に発生し得る騒音等に関して説明をさせていただきます。昔はそんなことしなかったのに…と思う方もいらっしゃるでしょう。ご近所付き合いの多かった数十年前は「塗装を検討している」事から「いつ頃工事を行う」まで話をされていたのでご近所の方も予め準備が出来ていたのです。近隣挨拶を怠ると思わぬ近隣トラブルに発展することもありますのでしっかりと対応させていただきます。
もちろんアパート等の場合は入居者様へも玄関前の私物の撤去や施錠の徹底等お知らせを行いますので、ご協力の程宜しくお願い致します。
足場仮設後、塗装工事は塗料や水の飛散が考えられますので飛散防止用メッシュシートも取り付けます。施工内容によりますが数週間は風通し・日当たりが悪くなってしまいますので、大きな洗濯物等は工事前に済ませておきましょう。
屋根塗装工程
高圧洗浄で苔やカビ・藻を除去


施工前のスレート屋根には大量の苔が付着して美観も大きく損ねていました。このまま塗装を行っても塗膜が剥がれてしまいますので高圧洗浄でしっかり苔の根絶ちを行います。高圧洗浄は雨天も関係なく作業出来ますので日程変更はほとんど起きません。屋根材にこびりついた苔も劣化した旧塗膜も高い水圧でしっかり削り落としていきます。

洗浄後の屋根材は苔もすっかりなくなり表面が綺麗になっている状態です。塗膜が膨れや剥がれを起こさないようしっかりと乾燥をさせていくのですが、塗膜も劣化し屋根材の素地が露出している部分もありますので乾燥し次第早めに塗装を行っていきます。
下塗り塗料が綺麗で高耐久な仕上がりにします


傷んでいる塗装前の屋根材は塗料を吸い込みやすく密着性にも劣ります。そこでまずは下塗り塗料(シーラー)をまんべんなく塗装していきます。下塗り塗料は吸い込み止めだけでなく接着剤の役割も持っていますので、屋根材の下地調整に欠かせない作業工程になります。どれほど耐久性・快適性能に優れた仕上げ塗料を使用しても剥がれてしまっては意味がありません。下地を丁寧に整えてから表面の塗膜保護を行いましょう。明日は中塗り・上塗りの様子をご紹介いたします。
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
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