全体的に紫外線・酸性雨によるダメージで退色していました
今回は、甲府市で棟板金(むねばんきん)・谷板金(たにばんきん)が白く退色しているセメント瓦屋根でドローン調査を行いましたのでご紹介いたします。
外壁も白亜化が良く見られ、日当たりが良い邸宅でございます。予測もしておりましたが、屋根も随分と紫外線による退色が見られました。
屋根には大きく2つの劣化要因があります。
屋根や板金が白っぽく退色している要因は、主に紫外線によるものが考えられます。紫外線は屋根材料の表面を劣化させる主要な要因であり、その影響で塗装が劣化し、色褪せや退色が生じることがあります。
また、棟板金や谷板金が直接的に風雨や雪にさらされることも劣化の要因となります。これらの要因が組み合わさることで、棟板金や谷板金が白っぽく退色している可能性があります。
▼前回のブログ
・甲府市でヤシの木が似合うオシャレな邸宅で、軒天材腐食・外壁の退色・基礎クラックを確認
棟板金、谷板金ともに色が抜けて白っぽくなっています
一方、谷板金はお家の入隅(L字型の凹んだ部分)の屋根に存在し、雨水を排水するための雨樋として設けられた部材です。谷板金の劣化は雨漏りの原因になりやすいため、定期的なメンテナンスが重要です。
凹凸で簡単に説明すると、屋根面の合わせ目の凸部が棟板金、凹み部が谷板金となっております。谷になっていることで、雨水の排水機能としての役割もあります。
雨樋の湾曲も見られました
また、湾曲が見られる雨樋部分は汚れが目立ち、屋根に藻・コケが発生している部分が多く見られました。
これは雨樋の湾曲があると、雨水の流れが阻害される可能性が高まるからです。これにより、雨水が建物周りに溜まりやすくなり、外壁や屋根に水が浸入するリスクが高まります。
また、屋根面の藻やコケの発生は外観を損なうだけでなく、屋根材の耐久性にも影響を与える可能性があります。早めに汚れを落として、塗装メンテナンスを行うことで、屋根材の寿命を最大限に引き出すことができます。
やはり藻・コケの発生は雨樋の排水不良が原因のようです
雨樋は、住宅の付帯部と言われる部分に当たります。
住宅の付帯部である雨樋の湾曲による被害も、ご加入中の火災保険の適用範囲に含まれる場合があります。自然災害による可能性がある場合、弊社は申請サポートを無料で行っております。
火災保険の申請手続きについて詳しくは、保険会社に連絡して街の外壁塗装やさんの無料点検を申し込むことで、専門家のアドバイスを受けることができます。火災保険を活用して雨樋の修理や交換を行う際には、適用条件や申請手順について正確な情報を入手することが重要です。
最近ですと、山梨県でも雹が降り、火災保険でカーポート屋根を修理した事例がございます。雨樋は実は雪の影響で破損している場合もありますので、点検だけでも受けておくと安心です。申請期限は自然災害を受けてから3年間です。
弊社は甲府市の外壁・屋根修繕塗装工事を得意としております!
記事内に記載されている金額は2024年08月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。