人間の眼は様々な状況に順応し、物体を見ていますが、全ての事態に対応できるわけではありません。例えば、明るいところから暗いところへ移ると目が完全に慣れるまで30分かかると言われています。おまけに暗いところでは全ての色が均等に見えるわけではなく、青が見えやすくなり、赤は見えにくくなります。よく「赤い車は事故率が高い」と言われますが、前述のことが根拠になっているようです。もしかしたら、ツィッターやフェイスブックなどの企業のロゴに青が使われている理由は暗いところでも認知されるようにかもしれません。
同じ色でも明るさによって違う色に見えるのは何となく納得がいくと思うですが、違う色でも同じ色に見えてしまう現象をご理解いただけるでしょうか。
色順応という反応
人間の眼はカメラのホワイトバランスのように周囲の色みに反応して自動調整される機能が備わっています。例えば、蛍光灯の部屋から白熱電球の部屋に移動した場合、当初は黄みを感じますが、時間が経つにつれ、気にならなくなります。
色彩恒常というバイアス
夕日に染まった風景は赤く見えますが、その中の白い壁はやはり白いと感じます。これは記憶されているもの(白い壁)に対して、脳が周囲の赤みから推測し、色を補正するためです。
外壁塗装にあてはめると、(厳密には照明光によって違う色に見えるはずだけど)気に入った色はどんな環境でもその色にしか見えないということです。一度、塗り替えをしてしまえば次の塗装は約10年後です。つまり、外壁塗装は10年に一度の大イベント。次の塗り替えまで気持ちよく過ごせるよう、納得のいく色選びをしたいものです。
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