世の中に「テレビは見ない」という人はいても、PCやスマートフォン、何らかのモニターを見ないという人はごく少数ではないでしょうか。お住まいの外壁塗装を考えている方で、PCやスマホの画面を見て色選びをしようとしている方、ちょっとお待ちください。参考程度に留めておいた方が無難です。
●モニターと色見本では色の出し方が異なる
テレビやPCやスマホの画面は三原色、Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)の光で色を表現しています。この発色方法は加法混色と呼ばれ(それぞれの色の頭文字をとってRGBとも呼ばれる)、特徴は色を重ねれば重ねる程、白くなっていくことです。一方、塗料の色見本は顔料を混ぜ合わせて色を表現しています。この発色方法は滅法混色と呼ばれ(CMYKとも呼ばれる)、特徴は色を重ねれば重ねる程、黒くなっていくことです。様々な色の絵の具を混ぜ合わせれば混ぜ合わせる程、黒くなるのと同じ理屈です。
加法混色では正確な黒は表現できません。モニターの黒は実は電源を落としたときの画面の色、どんよりと煤けた暗い灰色なのです。色見本は実際の塗料と同じ色ですし、実際に使用する塗料がが塗られたものもあります。これほど正確なものはないわけです。
実際には色見本も面積効果などで実際よりも明るい色に見えてしまうのですが、間違いなく指定したとおりの色が外壁に塗装されます。色選びで失敗したくない方は外壁塗装で実際に使用する塗料を塗ったA4サイズ程度のサンプルボードを用意してもらい、お住まいの様々な方角の外壁にあて、日向や日陰で見たり、遠くからや近くで眺めてみることをお薦めします。
記事内に記載されている金額は2021年06月23日時点での費用となります。
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