毎年、年末恒例のイベントとなっている「流行語大賞」や「今年の漢字」、いつの世も世相を表した言葉や漢字が選ばれ、それによって一年を振り返る契機になっている方も多いと思います。皆様、色にも世相を反映した「今年の色」があるのはご存知でしょうか。
●2015年、「今年の色」はブルースカイブルー
「今年の色」の選定を行っているのは一般社団法人日本流行色協会です。同協会は1953年設立以来、あらゆる商品分野に向けた先行きカラー情報を提供しています。「今年の色」は単に流行した色ではなく、その年の世情を含有した、いわば時代の色調とも言えます。2015年はブルースカイブルー(ストロング・ブルー)が選ばれました。
●ブルースカイブルーは先進的、不安、上品さを表す
多くのIT企業のロゴやCIにはブルーが使われています。このことからも分かるようにブルーには先進的という意味が込められています。今年、開通した北陸新幹線にもブルーが使用されています。22世紀からきたネコ型ロボットも青ですが、設定上では元の色は黄色ということなっています。ちなみに現在では「悲劇の素」を誤飲し、泣き続けて振動で塗装がはがれ、青くなったとされています。このエピソードを聞くかぎり、22世紀でも塗膜は劣化するようです。一般的なお住まいも定期的な塗り替えが必要なのでしょう。もし、この22世紀のネコ型ロボットが私たちの目の前に現れたら、しっかり塗装してあげようと思います。
ブルーは不安を表す色でもあります。世界各地ではテロが起こり、不安定な状態です。国内では法案に対し、世論が大きく割れました。
またブルーは海や空、水をイメージさせる色です。クリーンで上品さがあります。2015年のファッションはシンプルかつ、上品さがキーワードだったそうでそれを感じさせるブルーがピッタリだったそうです。外壁塗装でも青を選ばれるお客様が増えました。
貴方の今年の色は何色だったでしょうか。来年は今年の色のようにどこまでも続く青い空のように見通しの良い一年になれば幸いです。
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