昨日や本日、弊社がある千葉では各地で大雨が降りました。中には1時間に100ミリという豪雨だった地域もあります。冠水で通行止めになっているところも結構、ありました。各地で被害をもたらすこのような大雨は避けたいものです。さて、このような大雨の後はお住まいを点検するのに絶好の機会です。普段では起こりえないシチュエーションの後だからです。
大雨によって外壁は普段とは違う雨量を受けています。気象庁で定義されている強い雨は土砂降りと形容されていますが、1時間あたりの降雨量は30ミリ未満です。100ミリとなりますと3倍以上ですから、水量も水圧もかなりかかっているはずです。通常の雨ではおきない不具合でもこのような状況下では起こる可能性があります。
まずはお住まいの周囲を回ってみましょう。雨上がり直後は外壁が濡れていて当然です。今度は数時間後~半日たった後、再度見てみましょう。この時、外壁がほとんどが乾いているのに一部分だけが乾いていなかったり、不自然に湿っていたら要注意です。水が染み出ているように見える場合は専門家に見てもらった方がよいかもしれません。サイディングを例に取りますと、表面はもちろん浸水しないように加工されているのですが、コーキング材を充填している目地の部分(側面)は水が非常に染みやすいのです。コーキングが劣化しているとかなり危険です。そのような場所に水が大量にかかった場合、サイディングに染みるだけでなく、その奥へも水が廻ります。外壁の一部が不自然に湿っている場合はそのような水が染み出てきている可能性があるのです。
大雨の後、このような状況を見つけたら、専門家に点検してもらいましょう。雨漏りに繋がったり、サイディングを傷めたりする可能性が高いので早急に対処しましょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月22日時点での費用となります。
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