現在、私たちの身の回りのものはほぼ工場で作られています。逆に工場で作られていないものを探すことの方が難しいのではないでしょうか。私が今いるデスクの周りを見渡してみて、一番天然に近いものはサンプルでいただいた御影石しかありませんでした。この御影石はお庭などに敷き詰めるために山から切り出されたものです。砕石と呼ばれるもので、使い勝手がよい大きさにするため、工場で小さく砕くという加工がなされています。何が言いたいかといいますと、私たちの生活を支えている身の周りの物は有史以来の科学技術の蓄積があるからこそ、存在するものばかりです。
外壁塗装に使われる塗料も科学技術の結晶であり、高度な化学技術が惜しみも無く注ぎ込まれています。だいたい塗料の価格の約○割はその研究開発費と言われています。建材の場合は研究開発の方向性が予め決まっていることがほとんどで、環境負荷が少なく耐用年数が長いものを目指して研究が進められています。
こう書いていきますと科学技術は万能のように思えてきますが、皆さんもご存知のように時々、時々間違いを起こします。人的被害をおこしてしまうこともあります。例えば、アスベストの入った建材は耐久性が高く優れていましたが、生産時の環境を考えていませんでした。解体する時は大変手間がかかるという問題も抱えています。外壁塗装の塗料などにも同じような問題が起こりえるわけです。生産をはじめてから何年も経過した後で分かることもあります。現在でも発売された直後の製品はマイナートラブルが起こりやすいと言われており、車などは発売されてから数ヶ月経ってから購入したほうがこうした不具合が解消されているから得だという話もあります。もちろん、上市される前に入念にテストが行われるわけですが、それでも漏れが出てしまう可能性があるのです。新製品が出たらすぐに飛びつくのではなく、ある程度時間をおいてからの方が間違いはないようです。
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