秋分の日を過ぎるとすっかり秋めいてきますね。秋と言えば食欲の秋、読書の秋、芸術の秋とよく言われてます。今回は知的な秋ということで、都市の景観について考えてみようと思います。10月4日は建設省(現在の国土交通省)によって平成2年に都市景観の日と制定されました。「十」と「四」の語呂合わせで『とし』、さらに「日」の語呂合わせで『都市美』だそうです。難解なのはともかく平成2年(1990年)という成り立ちを見るとそこはかとなくバブルの香りがします。
平成3年度~平成12年度まで「都市景観百選」、平成13年度~平成22年度「美しいまちなみ賞」、平成23年度からは「都市空間部門」及び「景観教育・普及啓発部門」と旧建設省時代から国土交通省では景観に優れた都市や街並みを表彰しています。今年、「都市空間部門」で国土交通大臣賞の大賞に輝いたのは越谷レイクタウン地区でした。
この湖、何と大相模調節池と呼ばれる調節池だそうです。埼玉県の南部地域は東京湾との標高差がほとんどなく、洪水対策が重要な地域だそうで、地域事情を考慮した街づくりなっていることが選考の対象となりました。内陸型ウォーターフロントというコンセプトも評価の対象になったようです。
その他、「都市空間部門」で国土交通大臣賞の大賞に選ばれたのは東京都江戸川区の新川千本桜沿川地区、東京都調布市の旧調布富士見町住宅地区、愛知県豊橋市の旧東海道二川宿地区となります。大都市東京を流れる河川の桜のある風景、旧宿場町の歴史を感じさせる建物がそれぞれ理由になったようです。おしゃれな街や景観の良い街はそれだけ人気もあり、資産価値も維持しやすいと言われています。こんな素敵な街に一度は住んでみたいものですね。
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