「どう考えてもお隣の方が広くて大きなお住まいなのに、外壁塗装の見積もりを取ってみたら小さな我が家もお隣と同じ値段だった。お隣から聞く限り、値段は相場程度だし、悪徳業者とは思えないんだけど…」、ご納得はいかないかも知れないけど、外壁塗装ではこのようなことが起こりえます。同じ外壁材で同じ塗料で塗っても、場合によっては小さな我が家の方がちょっぴり高額になることもあります。悪徳業者じゃなくてもこのようなことが起こりえるのが外壁塗装の厄介なところです。お住まいが大きくても小さくても外壁塗装の価格がほぼ同額になってしまう理由を説明します。
簡潔に説明しますと、外壁塗装のお値段はお住まいの広さではなく塗る面積で決まるからです。養生の手間もあるので何ともいえないのですが、窓などの開口部の多い一般的なお住まいより、開口部の少ない倉庫のような建物の方が塗る面積が大きくなるので、高くなる可能性があります。
窓などの開口部がほぼ同じように設けられている住宅でも小さなお住まいの方がお値段が高くなるケースもあります。それは上のようなケースです。片方のお住まいは正方形で広さは10m×10mで100㎡。もう一方のお住まいはL字型をしており、広さは75㎡です。開口部の大きさと個数が同じだと仮定します。これで建物の高さが同じだとしますと、なんと外壁塗装する壁の面積は全く同じなってしまうのです。外周を較べてみますと正方形のお住まいは10m×4で40m、L字型のお住まいは10m+10m+5m+5m+5m+5mで40mと同じです。お住まいが小さなものであっても塗る外壁の面積が同じであれば価格は同じになります。それに加えて、お住まいの形状が複雑ですと足場の仮設に手間がかかるので、その分、価格が高くなる可能性があります。同じ容積率なら正方形のお住まいが最も外壁の面積が少なくなりますので、その分お得ということになります。
記事内に記載されている金額は2021年06月22日時点での費用となります。
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