日当たりが悪い北側の外壁などの繁殖する藻や苔、カビ、しょうがないものと思って諦めていませんか。弊社にご相談されるお客様の中にも「最近の塗料は藻や苔、カビを防ぐものが入ってますから、外壁塗装すれば生えてきませんと業者に言われた。薦められるままに塗り替えてみたけど、数年したらやっぱり苔が生えてきた」という方が何人もいます。確かに最近というか何年も前から屋根や外壁の塗料には防藻剤や防苔剤、防カビ剤は配合されています。さらに塗料によっては防藻剤や防苔剤、防カビ剤を配合量を変えて強化できるものもあります。
塗り替えて数年で苔などが生えてきた場合、それを「騙された」と受け止めるか、「もともと湿気が多い場所だから仕方がない」と受け止めるかは人それぞれですが、その業者が言っていることに間違いはないのです。防藻、防苔、防カビが長持ちしないのは他に原因があるのかもしれません。
藻や苔、カビが生えてしまう原因は成長する前に外壁が乾ききらないからです。外壁に苔などが繁殖しており、湿気が多いという方、その近くに湿気を供給しているものはありませんか。例えば植木鉢やプランター、バケツなどをその近くに放置して水が溜まっている場合、元凶はそれらかも知れません。片付けてあげれば改善が見込めるはずです。排水性が悪くて水溜りができていたり、落ち葉などが溜まっていて地面が乾きづらくなっていませんか。落葉などは清掃しましょう。排水性が悪い場合は土などを入れて、ある程度の高さを確保し、排水性をアップしましょう。これらの工夫で改善が見込めるはずです。こういったお住まいの病状は塗るだけではなく、トータルで解決する必要があるのです。
記事内に記載されている金額は2021年06月22日時点での費用となります。
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