現在のお住まいの外壁の大半は窯業系サイディングであり、そのシェアは80%前後ににもなると言われています。ここまで窯業系サイディングが普及した背景にはモルタルなどと較べると工期が短く、安価であることの他、デザインが多彩であることが挙げられるます。
本当に窯業系サイディングのデザインは多彩です。特にタイル調のデザインでは艶のある仕上げとなっていなければ、本物と見間違うほどの出来映えです。
ここで問題が生じます。本物のタイルの外壁ならば外壁塗装の必要はありません(剥落などを防ぐためのメンテナンスは必要です)。それに対してタイル調にデザインされた窯業系サイディングは本物と見間違うほどであっても防水を塗膜に頼っているため、外壁塗装をする必要があります。中古などでお住まいをご購入された場合、どちらか分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで、単純明快な見分け方をご紹介したいと思います。
見るべきポイントはただ一つ、外壁にシーリング材が使われているかどうかが目視できるかです。シーリング材は窯業系サイディングボードの継ぎ目に充填されるもので、地震などの揺れによるサイディングボード同士の干渉を防いだり、そこからの雨水の浸入を防いでいます。垂直方向に1階、もしくは2階の軒天までゴムのような物質が詰められている部分があれば、シーリング材が使われています(サッシ周りなどを除きます)。このような部分があれば、外壁には窯業系サイディングが使われています。上の画像で言えば、中央の垂直方向に上から下まである黒い部分がシーリングです。このシーリングも経年によって傷んできますので、打ち替えなどのメンテナンスが必要になります。
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