春と秋はお住まいの塗り替えのシーズンです。この時期になると「いきなりお住まいを訪れてくる」、「電話をかけてきてやたらと外壁塗装を勧めてくる」業者がいます。いわゆる飛込み営業だったり、テレアポ商法と呼ばれるものです。こういった業者に外壁塗装を依頼しても、ろくなことにはなりません。
このような状況に陥った場合、毅然とした態度で断りましょう。ウチは「結構です」と断る方もおられるようですが、日本語にこの「結構」という言葉は肯定とも否定とも受け取ることができます。「結構な品で」だったら高価な品物を指します。「結構ですから、いりません」と言えば断ったことになりますが、誤解を与えかねません。
お住まいのリフォームの訪問販売や営業電話を受けた際に最も言ってはいけない言葉があります。「あと数年で建て替えるから、リフォームの必要はありません」は体よく断れそうな言葉ですが、絶対に口にしてはいけません。理由は相手に『お金を持っているかも』と思わせたり、『付け入る隙』を与えてしまうからです。
『お金を持っているかも』と思われた場合、次の日から新築やリノベーションの訪問販売員がやってきます。独自のネットワークがあるのか、同じ営業会社や関係のある会社の人が来ているのかは定かではありませんが、そういったことが起こりえます。
口の上手い営業マンだったら、『新築ですか、おめでとうございます。ところでハウスメーカーはお決まりですか』と返してくるでしょう。ここで適当なハウスメーカーの名前を言えば『あそこは良い噂を聞きません』と答えます。具体的に決めていないといえば、『ウチはリノベーションも手掛けているんですよ。建て替えの半分で新築同然の家になりますよ』と話を進めていきます。恐ろしいですね。
断る時は「必要ないので帰ってください。警察、呼びます」と言いましょう。これで大体は引き下がります。営業電話の場合も「必要ないので切ります。これ以上、電話をかけてくるなら迷惑電話として警察に通報します」で大丈夫です。迷惑行為だし、そもそも社会的に問題がありそうなところですので、大抵はおとなしく引き下がります。
…昔、自分の家に「上場予定の未公開株を買いませんか」といういかにもな営業電話がかかってきた時、『忙しいので切りますね』といって切ったら、その後「人が話しているのに途中で切るな」と説教する電話、それをまた途中で切ると「おまえの家の住所は分かっているだからな」と恐喝まがいの電話、それをまた途中で切ると無言電話というすごい体験をしたことがあります。その無言電話の時に『失礼ですが、先程、未公開株の件でお電話をくれた方でしょうか。こんなことをしてる暇があったら、他の方にお電話した方がお金になると思いますがいかがでしょうか。ちなみに先程の件ですが、電話で恐喝されましたと警察に通報しましたので一応、お伝えしておきます』と言って電話を切ると、再び無言電話。こちらもずーっと黙っていたら、「おまえは暇人か」と言われて電話を切られました(この後、本当に警察に通報しました)。今、考えると完全に若気の至りの行動ですが、こちらの電話番号と名前を知っているくらいですから、住所を知っているのも本当なのでしょう。万が一の場合もあるので、こういった行動はお勧めしません。電話番号通知サービスを利用する、消費者センターや警察に相談するなどして身を守りましょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月30日時点での費用となります。
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