大抵の場合、非常にゆっくりと進行していく外壁の色褪せ。大雨の後など、ちょうどお庭も乾いた頃にお住まいの外周りを点検してみると、不意に気付かされてびっくりすることがあります。新しいうちや塗り替え直後はあれほどピカピカだった外壁や屋根は何故、色褪せてしまうのでしょうか。そして何故、これまで気付かなかったのでしょうか。
簡単に言ってしまうと、酷い悪天候などの後に気づくのはたまたま、それまでお住まいをじっくり見るケースがなかったからです。台風や暴風雨の後などはお住まいが被災していないか心配ですから、じっくり点検しますよね。意識して見るから、気付いてしまうのです。また、大雨の後などは外壁の汚れもそれなりに洗い流されていますから、色褪せが目立つことにもなるのです。これまでの経験から汚れは洗い流せば綺麗になることを知っています。外壁や屋根の色褪せは塗り替え以外、対応策がないことも知っています。不都合なことを脳が認めたくないから、汚れているという認識で済ませたいために自分で自分に嘘をついているという説もあります。
その外壁塗装や屋根塗装の色褪せの原因ですが、塗膜中の顔料(色素)が紫外線などによって変化や分解されてしまうことが原因です。特に色褪せしやすい赤や黄色といった色素は紫外線によってその結合が分断され、分解されていきます。こうなると元の色とは違ったものになっていきます。お部屋に飾られているポスターやお写真が色褪せていく原因と同じなのです。
赤や黄色といった色褪せしやすい色があるように、色褪せのしやすさは色あいによって違いますから、色褪せしにくい色で屋根塗装や外壁塗装するのも有効な方法です。屋根塗装や外壁塗装に使用できる色褪せにくい色としては青や黄土色があります。白も色褪せにくい色なのですが汚れが目立つというデメリットがあります。黒も色褪せにくい色なのですが、真っ黒屋根塗装には問題ありませんが、外壁塗装では景観条例の規制の対象になりかねません。黒を選びたいという方は黒っぽい紺を選ぶといいでしょう。
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