本日は先日のブログ記事、「サイディングにクリア塗装ができるかどうかの判断基準」を実験しました。クリア塗装にはシーラーやプライマーなどの下塗りを使えないので、仕上げ用の塗料の2階塗りで完成させます。傷んでいる外壁の場合、塗料が密着しませんのでシーラーやプライマーは必須。必然的にクリア塗装はできないことになるのです。
用意したのは黒いボードとセロテープ。黒いボードは会社にたまたまあったファイルを代用しました。会社なのでセロテープは普通にありました。日常的なアイテムなので手に入れるのも簡単です。 それでは外に出て、窯業系のサイディング外壁にセロテープを張り付けまくります。こちらの窯業系のサイディング、チョーキングの量が少なければクリア塗装できることになります。多ければ、できないことになるのですが、どうなんでしょうか。実験のために場所を提供してもらっただけなので、おそらく結果を伝えても外壁塗装はしないと思いますが、とりかく貼りまくります。日当たりのよい場所、当たらない場所と次々と貼っては剥がしてを繰り返していきます。この日は風が強く、採取しようとした何枚かが風に吹かれて丸まってしまいました。
結果は日当たりの悪い北面だけはクリア塗装できそうという結果がでました。それでも、ちょっとチョーキングが多いので、リスクを考えたらやめた方がいいですね。 これ、クリア塗装以外の普通の外壁塗装にも応用できますよね。テープに白亜化した塗粉がほぼつかないのだったら、下地処理は簡易的なもので大丈夫。画像のように白くなってしまうのだったら、入念な下地処理が必要ということになります。これから外壁塗装を考えているという方はご自分で試してみて、業者が言っていることと照らし合わせると参考になるでしょう。簡単な方法で外壁の劣化度合いを可視化することもできるのですね。ご興味のある方はぜひ、お試しください。
記事内に記載されている金額は2021年06月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。