最近、よく思うのですが、人工的なもの、自然なものに関わらず美しいものはすべてリズム感を持っているのではないでしょうか。たとえば、外壁塗装をする時などの基本的な配色技法にベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーに分けて考えるというものがあります。大きい面積、そこそこの面積、小さな面積に分けて塗る色を考えましょうというものですが、それぞれの面積比は均等に小さくなっていくわけではありません。
例えば、上記のような比率の場合、ベースカラーは全体の50~60%、アソートカラーは30~40%、アクセントカラーは5~10%となるわけです。しかし、これがキッチリと3対2対1に塗り分けられていたりすると、規則性を強く意識しまい、遊び心が全く感じられないため、あまりオシャレとは感じられないようです。難しいですね。
例えば、配色技法の一つとしてよく使われるセパレートカラーですが、これは色と色がぶつかる部分の不自然さを消すために用いられます。この「色と色がぶつかる部分の不自然さ」という意味は『系統が違う色が隣接しているのでうるさく感じられる』、『似たような色が隣同士なので緊張感が足りない』という2つのニュアンスのどちらかで使われます。セパレートカラーは白か黒の無彩色かそれに近い色が用いられます。色味がないものを用いてそこでリセットしてしまうのです。音楽で例えると休符のようなものですよね。
ある一定の規則の中にも変化をつけてリズム感を持たせる、外壁塗装の配色にはこういったことを意識することも必要なのです。
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