世の中にはノーメンテナンスでとても長い耐用年数に誇る建材も存在します。神社などに使われている銅屋根は金属の銅が使われており、30年以上の耐用年数があると言われています。緑青と言われる独特の色の正体は錆ですが、酸化が進むことはありません。この酸化銅は非常に安定した物質であり、被膜として銅屋根を守っています。
鉄鋼でもこのような資材があり、さまざまなところに使われています。耐候性鋼、またはコルテン鋼と呼ばれており、表面は赤錆で満たされる特徴があります。このコルテン鋼で作られた建物で最も有名なものが福良港津波防災ステーションでしょう。兵庫県南あわじ市にある建物で、津波の危険性を広く知らせる広報施設でもあり、水門を閉めるための制御施設でもあります。また津波が襲来した時の避難施設でもあります。
建物の外観は赤錆が非常に美しく、独特の雰囲気があります。非常に男心をくすぐられる建物です。このようなコルテン鋼の建物の弱点は「こんなに錆びてて大丈夫か」と住民から心配されることです。また、錆が流れて地面が汚れてしまうこともあるそうです。
コルテン鋼はコンテナなどにも使われています。コンテナは中古などでも販売されていますから、購入してDIYするのも面白そうです。
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