ここ数年の外壁塗装の塗料のトレンドと言えば、間違いなくラジカル制御形塗料です。紫外線によって発生する塗膜を破壊するするラジカルを抑制し、長寿命化を図るという画期的なものでさまざまな塗料メーカーがこのような技術を採用しています。メーカーによってはハルスハイブリッド塗料と呼んでいるところもあります。これらラジカル制御塗料は外壁塗装用のものが多いのですが、もちろん屋根塗装用のものも登場しています。
日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」はスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)専用塗料です。商品名の一部にカラーベストの『ベスト』が含まれてます。また、日本ペイントの商品名で『ファイン』が最初に付くものは弱溶剤(油性)塗料であることを示しています。名称にいろいろと規則性があると、間違えて発注したり、購入したりすることも防げますので、親切ですよね。大手ならではのブランド戦略というか、こういった工夫はさすがだと思います。
環境や立地にもよりますがほとんどの場合、外壁よりも屋根の方が日当たりがよく、それが長時間に上ります。紫外線を浴びる時間も長くなるので、それらに対抗できるような耐候性の高い塗料が求められるわけです。ラジカル制御形塗料のファインパーフェクトベストはそうした環境でも安心して使える塗料の一つになります。シリコン以上の耐用年数で、なおかつお値段も控えめですから、お勧めです。
記事内に記載されている金額は2017年07月13日時点での費用となります。
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