外壁塗装を考えた時、色選びと同じく迷うのが塗料ではないでしょうか。できるだけ耐用年数が長く、長持ちするものでなおかつお安いものがあればよいのですが、なかなかそうはいきません。耐用年数が長いものとしてフッ素塗料や無機ハイブリッド塗料がありますが、これらはいずも結構な価格がします。
結構な価格がするとしても私達はできるだけ、耐用年数が長い塗料で塗り替えてほしいと考えています。初期費用が高くても、トータルのランニングコストが下げられるからです。ちょっと考えてみてください。価格の安いアクリル塗料で塗ろうが、価格の高いフッ素塗料で塗ろうが、無機ハイブリッド塗料で塗ろうが、同じお家を塗るなら足場の仮設費用は変わりません。実際に塗装してくれる施工スタッフや職人さんの人件費もほぼ変わりません。よほど特殊な技能を持った方でないと塗れないような塗料でない限り、人件費はアップしないのです。
つまり、価格差は塗料の分だけなのです。足場や人件費に同じ費用をかけるなら、長持ちしない安い塗料を塗ってもらうより、長持ちするそれなりの価格の塗料を塗ってもらった方が得だとは思いませんか。塗料の価格差でしか差がでないので、耐用年数の長さでそれはいくらでも吸収できるのです。
記事内に記載されている金額は2017年08月30日時点での費用となります。
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